Breath Blink Sometimes Cry 

人形が悲しみを演じるとき  

 

2019-2020

Installation Animation, 30sec. looping, 50 inch monitor

ビデオインスタレーション, 1分間のループ再生, 50インチモニター 

 30秒のループ映像の中で、人形は徐々に目の中に光を得て、呼吸し始め、涙を流す一連の動作を繰り返す。不気味の谷の上昇下降を繰り返すように、ある瞬間からそれは物体としての人型から、かぎりなく人間に近い存在へと見ている者の中の認識が移行する。

一説によると、人間だけが心理的感情から涙を流すとされているが、それはミラーニューロン効果によって他者の共感を獲得するためと言える。まるで本当に生きている人間のように悲しみを演じる人形は、誘導的に鑑賞者の感情を操作していく。